

この記事を書いている人
齋藤 もとき
大阪在住/38歳/法人13期目/法人4社経営/せどり/中国輸入/IT教育事業/システム開発・販売/IT教育事業の中核のIBCせどり学科は約1500名が受講、在籍400名/IBCマーケティング学科受講者は年間税引き前利益5000万円突破/社会人の個人がスキルを持ち、自由度の高い人生を送れるような情報を発信しています。
目次

普通のせどらーが1ヶ月で稼ぐ分の利益を、たった1店舗で稼ぐことができます。
また、ケーズデンキせどりはとても簡単です。
さらに言えば、店員と交渉ができれば大量仕入れも簡単にできます。

今回のブログではケーズデンキせどりついて1から10まで詳しく解説していきます。
隅から隅までしっかり読んでいってくださいね!
ケーズデンキの特徴

まずはケーズデンキについて知っておきましょう。
ケーズ(K’s)デンキは、ヤマダ電機と比較すると規模が小さいですが、それでも全国に500店舗ほどある大型チェーン店です。
なので、ケーズデンキで仕入れができるようになると仕入れの幅がグンと広がります。
以下で紹介する特徴をしっかり抑えてケーズデンキせどりに生かしてくださいね。
管轄エリアが分かれている

ケーズデンキは管轄がエリア毎に別れています。
そのエリアとは
・北海道・東北エリア
・関東エリア
・信越エリア
・北陸エリア
・東海エリア
・関西エリア
・中国エリア
・四国エリア
・九州・沖縄エリア
以上9エリアに分かれており、ケーズの値付けは「エリアごとに」管理されています。
これは具体的にどういうことかというと、
例えば大阪である商品が1,000円だとします。
大阪は関西エリアなので関西エリアではどの店舗でも1,000円に価格を合わせてもらえます。
しかし東京(関東エリア)では価格を1,000円に合わせてもらえません。
また、関東と関西では、値付けも全くちがいます。
これを知っておくことで、他のライバルよりも優位にせどりを進めていくことができます。
必ず知っておいてくださいね。
オンラインサイトがある

ケーズデンキにはオンラインサイトもあります。
また、このオンラインサイトにはアウトレットコーナーがあり、ここで訳あり商品が安く販売されているため
・電脳せどりをする人
・ケーズデンキの店舗前のリサーチ
などで有効活用することができます。
知ると簡単!ケーズの稼げる値札のポイント

さて、ここからは、ケーズデンキの値札の秘密についてです。
ケーズデンキでも、他の店舗同様値札について知っておくと、たくさん利益の出る商品を見つけることができます。
では、それぞれ注目ポイントを解説していきます。
展示品・在庫処分限り

ケーズデンキでは、「展示品・在庫処分限り」という文言が書いてある時点でリサーチしましょう。
また、この値札がついている商品は廃盤を疑いましょう。
また、「展示品・在庫処分限り」という値札を見つけたら片っ端から全部検索しましょう。
展示品・在庫処分限り(ピンク色の値札)

展示品・在庫処分限りの値札には画像のようにピンクのものもあります。
以前はこのピンクの値札が多かったのですが、
2019年の4月からは最初に紹介した黄色の展示品・在庫処分限りの値札に統一されるようになりました。
ですが、いまだにこのピンクの値札が残っている店舗は多いため、見つけたら必ず検索するようにしてください。
お一人様一台限り 在庫限り

「お一人様1台限り」「在庫限り」の値札は、廃盤を意味している値札です。
そのため、リサーチをすると利益を取ることができる商品となっています。
この値札は通常棚にあることが多いので多くのせどらーはスルーしがちです。
また、こういった通常棚にある商品は複数在庫がある可能性が高いです。
なので、必ず店員に在庫がいくつあるかの確認をするようにしてください。
一見、量が多くて、探すのが非常に困難に思えるからです。
ですが、今回紹介したように見るべきポイントを押さえて、その部分を全頭検索するだけで利益の出る商品が必ず見つかります。
値札の右下に「X」「T」「W」「Y」が記載されている商品

値札右下に「X」という文字が見えると思います。
これは「廃盤」ということを意味しています。
また、「X」の他にも「廃盤」を意味する文字として「T」「W」「Y」があります。
なので、この4つのアルファベットを見つけたら、必ず全頭検索してください。
商品入れ替えのため売りつくし

このような変わったデザインの値札は、店舗が独自で値段を下げているため、上記で紹介した「展示品・在庫処分限り」という値札よりもさらに安くなっているという場合が多いです。
また、一度店舗に行ってみればわかりますが、通常の値札と比べるとかなり違和感があります。
この値札を見つけたら必ず全て検索をするということを忘れないようにしてください。
値札の右下が赤色になっているもの

展示品・在庫処分限りと記載があるのでリサーチ対象ではありますが、この値札で特に注目してほしい部分は、右下になります。
「Y」という廃盤を意味するアルファベットも当然注目すべきところですが、
一番はその部分が「赤色」になっているということです。
これは何を意味するかというと「長期不良在庫」を意味しています。
つまり、廃盤になってから長い期間在庫として残っているということであり、
利益の取りやすい商品なことが多いです。
ケーズを攻略するなら知っておくべき!決算月について

決算の時期を知っておくことは、どの店舗にしても非常に重要になってきます。
そんなケーズデンキの決算の時期ですが、
・中間決算が9月
・総決算が3月
になります。
この決算時期は、在庫処分を含めてその年度の最後に一気に販売します。
この時期のセールがケーズデンキでは一番値引き額が大きく、利益が一番取りやすいです。
また、この時期と合わせてボーナスシーズンとクリスマスシーズンである8月と12月にも大々的にセールを行っています。
この時期は絶対に見逃さないように事前に商品をリサーチしておきましょう。
ケーズデンキせどりをするなら絶対に持とう!ケーズデンキ「あんしんパスポート」

ケーズデンキには、「あんしんパスポート」というものがあります。
このあんしんパスポートを利用することによって、会計時に、会計の合計金額から5%割引をされることになります。
また、あんしんパスポートにはアプリ版もあります。

アプリでは、毎週のようにクーポンが発行されるため、クーポンを必ず利用するようにしましょう。
ケーズデンキ「あんしんパスポート」アプリのインストール
さて、ただ利益商品を見つけてそのまま会計をしてあんしんパスポートを使ってもいいですが…
正直すごくもったいないです。
劇的!ケーズ店員との価格交渉とあんしんパスポートの合わせ技

利益の出る商品を見つけることができたら、次にやるべきことは、店員と価格交渉することです。
ケーズデンキは、行ったことがある人はわかるかもしれませんが、価格交渉に本当に気軽に応じてくれます。
購入者に対して非常に丁寧に接客をしてくれることが多いです。
そういったこともあり、ケーズデンキでは価格交渉がしやすい店舗となっています。
また、価格交渉してからあんしんパスポートを使うことで、値段交渉で値引きされた分から5%割引がされます。
気付けばかなりの割引になって、結果として利益率を底上げすることができます。
必ず価格交渉とあんしんパスポートを合わせて使ってください。
目からウロコ!ケーズデンキで使える価格交渉術

初心者の方は「価格交渉」と聞くと身構えるかもしれませんが、ケーズの場合は価格交渉で断られることが少ないため、このケーズで価格交渉の練習をして他の店舗で価格交渉をするというのも一つの手です。
まずは店員さんに話しかけてみるところから始めましょう!
また、具体的な交渉術としては、ケーズデンキは気さくに返してくれる店員さんが多いので、そこで世間話をしたり、商品についての質問をしたりします。
その流れで、「この商品少し値引きができませんか?」などというように持っていくと、値引きが成功する確率が高くなります。
交渉のパターンはこの他にも色々ありますので、ぜひご自分にあった交渉の仕方を見つけてみてくださいね。
なお、仲良くなった店員さんの名刺を貰えば、その店員さんを通して大量仕入れすることも可能になります。
それだけ店員さんと仲良くなるということは大事なことですので、ぜひチャレンジしてみてください。
ケーズデンキで仕入れた商品を紹介!
では僕が実際に仕入れをした商品をモノレートと合わせて紹介します。
商品:パナソニックLED電球


▼利益シミュレーター

・仕入れ値:1,058円
・売値:2,200円
・利益:404円
・利益率18%+ポイント
▼過去の売れ行き

ここで見て欲しいのは3点です。
・2,200円で売れているか
・新品で売れているか
・もっと高値で売れないか
この3点を意識して過去の売れ行きを見てください。
すると先ほどの履歴の中で違和感を感じると思います。

この部分を見ると4,909円で売れている履歴が残っています。
現在は出品者が増えているためすぐにこの価格帯で販売することは難しいですが、
資金に余裕がある方は寝かせてより高値で販売することもできる可能性があります。
実際に寝かせて販売するかどうかは自己責任にはなりますが、こうした視点でモノレートを見ると仕入れられる商品の幅も広がります。
今回の商品は、ケーズデンキの通常棚にひっそりと置かれていました。
先ほども値札について紹介しましたが値札の右下が赤色かつ、廃盤の証拠である「Y」という文字があったということでリサーチをした商品になります。
なお、この商品の在庫を店員さんに聞いたところ在庫が9つあったため、まとめて全部購入しました。

まとめ
いかがだったでしょうか?
ケーズデンキは、本当に店舗せどり初心者の方でも利益の取りやすいお店となっています。
価格交渉の練習もしやすい店舗ですので、ぜひここで練習を重ねて他の店舗でも応用してみてください。
最後に、ケーズデンキでせどりをする上での注意点を書いておきます。
これは他の店舗でもそうなのですが、価格交渉をするときに上から目線で行くのは絶対にやめましょう。
これは、自分で気付いていない人が多いのですが、本当にクレーマーかのような交渉をする人がいます。
値引きがされなかったから急に態度が横柄になるとか…
自分は気づいていないだけで本当によくあります。
そんな交渉をされて、例えば店員側の立場に立ってみて、商品をそんな人に売りたいと思いますか?
そういった人が転売認定をされて、お店のブラックリストに載り、入店禁止になることになります。
そもそも転売認定も、普通にせどりをしていればされることは絶対にありません。
転売する人とわかっていても快く商品を値引きしてくれたり、大量に購入させてくれるものです。
つまり…
価格交渉で最も大事なことは、店員とのコミュニケーションです。
そのことを忘れないようにしてください。
今回のノウハウを実践して、利益商品を仕入れられた時、または疑問に思ったことがあれば、下の齋藤もときLINE@から僕に連絡をしてきてくださいね!
みなさんの利益が取れた!という報告をお待ちしています。