

この記事を書いている人
齋藤 もとき
大阪在住/38歳/法人13期目/法人4社経営/せどり/中国輸入/IT教育事業/システム開発・販売/IT教育事業の中核のIBCせどり学科は約1500名が受講、在籍400名/IBCマーケティング学科受講者は年間税引き前利益5000万円突破/社会人の個人がスキルを持ち、自由度の高い人生を送れるような情報を発信しています。
目次

モノレートを正しく読み取ることができれば
・仕入れて良い商品かどうか
・何個仕入れればよいのか
せどりで最も重要な部分を見極めることができます。
買ったけど売れなかった…
販売価格が下がって赤字に…
こんな経験をしたことがある方は、この記事を読んでモノレートマスターになりましょう!
モノレートの使い方と表示

モノレートを使って商品の売行きを確認する場合は、検索窓(赤枠部分)に
・商品名
・JANコード
・ASIN
このいずれかを入力して商品を検索します。

入力したら右端の「グラフを見る」をクリックします。
クリック後、以下の画像のようなモノレートページの表示になります。



①商品名
②発売日・ジャンル・参考価格
③Amazonでの価格・コスト・セラー数・販売数
④各サイトへのリンク
⑤料金シュミレーター
⑥最安値
⑦出品者数
⑧ランキング
⑨モノレートユーザー
⑩最安値一覧
このようにモノレートでは、せどりで必要な様々な情報を得ることができます。
仕入れる時はここを見よ!各項目の解説!

Amazonで仕入れ商品を見極める際、見る項目は基本的に4項目です。
それぞれを総合的に考えながら仕入れるか・仕入れないか、何個仕入れるかを見極めましょう!
最安値


最安値は、ここ3ヶ月の商品の価格推移が表されています。
まずはここをチェックし、価格変動が大きい商品なのか安定しているのかを確認しましょう。

出品者数


出品者数は、ここ最近の出品者数の増減が確認できます。
出品者が一気に増えると、値下げ合戦が始まってしまうため利益が出なくなることがあります。

出品者数が安定している=値下がりの可能性が少ないと、読み取ることができますね!
ランキング


ランキングは商品の売れ行きを表します。
商品が売れるとランキングが上がるので、画像の赤丸の通り、波形が折れている(商品が売れてランキングが上がっている)このグラフの形が商品が売れた波形です。
モノレートユーザー


モノレートユーザーは、この商品へのアクセス数を意味しています。
ユーザー数が増えているという事は、他のせどらーもチェックしていると読み取ることができます。

最近ユーザーが急に増えている=全国的セールの可能性?と、読み取ることができますね!
最安値一覧


最安値一覧では、日付や時間帯に分けた売れ行きランキングを確認できます。
この売れ行きランキングは
・ランキングが上がる
・ランキングが上がり新品の出品者数が減る
この2つどちらかが確認できれば「売れた」と判断することができます。
例えば11/7~11/8に注目して最安値一覧を見てみると、ランキングが上がり新品の出品者数が減っているので、商品が売れていると判断することができます。


コンディションを特定して売れ行きを確認する方法


・すべて
・新品
・中古
・コレクター
見たいコンディション項目をタップすることで、各コンディションに分けて売れ行きグラフを見ることができます。
例えば、以下の画像のように、コンデションを「新品」に絞ると、新品の価格推移だけを見ることができます。


期間を特定して売れ行きを確認する方法


・3ヵ月
・6ヵ月
・12ヵ月
・すべての期間
見たい期間をタップすることで、特定の期間に絞って売れ行きを確認することができます。
3ヵ月のグラフでは販売履歴が無くても、期間を広げてみると販売履歴があり売れていることもあるので、全期間でグラフを見るのが大切です。
詳しい販売個数から仕入れ個数を判断する方法


モノレートでは詳しい販売個数を確認することができます。
・3ヵ月
・6ヵ月
・12ヵ月
・すべての期間
それぞれの期間で販売個数が詳しく表示されるので仕入れの参考にしてください。

実際にモノレートの波形を見て仕入れ判断をしてみよう!

以下ではそれぞれのパターンについてモノレートの波形を紹介するので、仕入れ時の参考にしてみてください。
価格が安定していると読み取れるモノレートの波形

最安値のグラフを見ると価格を表す緑色の線が一直線で安定しており、急な値下がりの心配はないと予測することができます。
上のグラフとは対照的に以下のグラフは価格変動が激しいモノレートグラフです。

このような商品はモノレートユーザー数や市場在庫を見て、仕入れ額と個数を判断しましょう。

23日間で売り切れる分すべて買い占めましょう。
急に値上がりしていると読み取れるモノレートの波

最安値のグラフを見ると、ある時期を境に価格が急上昇していると読み取れます。
値上がりしてからは先ほどのように、値上がりしてからも価格が安定していると読み取ることができるので、値下がりの心配が少ないプレミア価格商品だとわかります。

定価によっては仕入れるだけで利益になる場合もあります!すぐさまリスト追加しましょう!
急に値上がりしていると読み取れるモノレートの波

価格をあわらす緑の線がある時期を境に価格が下がっていると、読み取ることができます。
価格が下がる理由としては
・Amazonが出品し始めた
・Amazonのタイムセール
・適正価格に戻った
・出品者が多く値下げ合戦になった
等の理由が挙げられます。
期間を広げてみたら売れていると読み取れるモノレートの波形

このグラフは3か月間のモノレートグラフを表しているのですが、このモノレートの波形だけを見て仕入れの判断をするのは難しいです。
しかし、期間を広げて見てみると、今の値段でも過去に数回売れていることがわかります。

よって、この商品は今の価格で売れる可能性があるので、23日間で売り切れる分仕入れて良い商品です!

料金シミュレーターを使えば「Amazon料金シミュレーター」にアクセスしなくても手数料が分かる

料金シュミレータに
・販売見込み価格
・商品原価
これらを入力するだけで、利益額や投資利益率を瞬時に把握できます。
店舗ではスマホのリサーチアプリを使うためこの機能は使わないかもしれませんが、PCで電脳せどりを行う際は有効なツールになりますね。
まとめ
今回は、せどりで最重要であるモノレートの見方について解説しました。
モノレートはAmazonで販売されている商品が
・どのぐらいの価格で売れるのか
・どれくらいの期間で何個売れるのか
主にこの2つを知るためのツールです。
Amazonに販売されている全ての商品のランキングが見れるので、仕入れをする際は必ず活用してくださいね。
また、このモノレートをしっかりと理解する事で、「売れると思って仕入れた商品が売れない」というケースを避ける事ができます。
機能も更にアップデートされ続けているので、ますます手放せなくなりそうですね。
モノレートよりもさらに詳しい売れ行きが分かる、Keepaの使い方はこちらの記事でご紹介していますので合わせてご覧下さい。
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不良在庫は資金が減る原因です。