【出品できる・できない医薬品を徹底解説】Amazon・卸売・メルカリ販売は法律違反?

2020/06/25
【出品できる・できない医薬品を徹底解説】Amazon・卸売
齋藤 もとき

この記事を書いている人

齋藤 もとき

大阪在住/38歳/法人13期目/法人4社経営/せどり/中国輸入/IT教育事業/システム開発・販売/IT教育事業の中核のIBCせどり学科は約1500名が受講、在籍400名/IBCマーケティング学科受講者は年間税引き前利益5000万円突破/社会人の個人がスキルを持ち、自由度の高い人生を送れるような情報を発信しています。

どうも!齋藤もときです。
Amazonには様々な商品が出品されていますが、僕たちせどらーが「」を出品できるか・できないかはご存知ですか?

結論を言うと薬はAmazonで販売可能です。

しかし販売できる薬とできない薬があるので、出品する際には十分に注意する必要があります。

もし、誤って販売禁止の薬を出品してしまうと最悪アカウント停止もあり得るので、今後Amazonせどりで稼いでいこうと思っている方は薬に関する出品知識をしっかり身につけておくことが大切です。

そこで、今回はAmazonせどりにおいて

出品できる薬と出品できない薬の違い
仕入れられる薬の見分け方
薬を出品する際に注意するポイント

これらについて丁寧に解説します。

出品ジャンルの幅を広げ、利益を伸ばしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

齋藤もとき
薬や化粧品は商品サイズが小さいのに単価が高く回転率も良いので、せどりにはおススメのジャンルです!

 

そもそもAmazonで薬の販売をできるのか?

Amazonで薬の販売をできるのか?

まず、覚えておいてほしいのが、一般的な薬やスキンケア用品は、国が定めた「薬事法」という法律により

医薬品
医薬部外品
化粧品

いずれかに分類され、効果・効能の範囲が明確に分かれています。

その中でも私たちがAmazonで販売できる薬は医薬部外品」と「化粧品」です。

反対に、「医薬品」は販売することができないので入れの際は注意が必要です。

以下では、医薬品と医薬部外品・化粧品についてそれぞれの違いを詳しく説明します。

Amazonで出品できない「医薬品」とは?

Amazonで出品できない”医薬品”とは?

医薬品とは、風邪やケガなどの「治療」を目的とした薬です。

つまり、パッケージに「医薬品」と表記があるものは全て出品ができません

【医薬品の例】
・風邪薬
・胃腸薬
・頭痛薬
・アレルギー性鼻炎薬

など

しかし、医薬品店舗販売業の許可を取得してAmazonの審査を通過すれば医薬品の出品が可能になります。

許可を取得するためには

医薬品店舗販売業または薬局開設の許可
Amazonの一般用医薬品出品審査通過が必須

など、許可までに期間と莫大なお金がかかるため、自分の仕入れ予算や予測できる利益率などを踏まえて、出品制限解除の検討をしてみてください。

Amazonで販売できる!「医薬部外品」と「化粧品」とは?

Amazonで販売できる!”医薬部外品”と”化粧品”とは?

僕たちせどらーが出品できる医薬部外品化粧品とは、肌のケアなどの「予防や衛生」を目的とした商品です。

【医薬部外品の例】
・クリーム
・化粧品
・化粧水
・育毛剤
・ヘアカラー剤
・シャンプーやリンス

など

ただし、Amazonで出品できる医薬部外品や化粧品の出品にはいくつかのルールが設けられています。

ルール違反の形で出品すると、最悪アカウント停止されてしまうこともあるので、以下では、出品できる薬の内容について詳しく紹介していきます。

ポイント
★医薬品の目的は病気の「治療
★医薬部外品の目的は「防止・衛生」です!

 

実例で紹介!Amazonで販売できる医薬部外品と化粧品について

実例で紹介!Amazonで販売できる医薬部外品と化粧品について

せどらーも販売できる医薬部外品には、大きくわけて次の4つがあります。

医薬部外品
指定医薬部外品
防除用医薬部外品
化粧品

それぞれの内容について写真付きで具体的に説明していきますので、仕入れる時の参考にしてみてください。

医薬部外品

医薬部外品

【医薬部外品にあたる商品の例】
・歯磨き粉
・薬用せっけん
・育毛剤
・ヘアカラー剤
・生理用ナプキン

など

人体の不快感を未然に防ぐことや歯の健康や頭皮、肌の健康を促進する商品が「医薬部外品」です。

医薬部外品には、日用品と呼ばれるリピート仕入れ可能な商品ジャンルがあるのでこのジャンルだけで利益を出していくことも可能です。

指定医薬部外品

指定医薬部外品

【指定医薬部外品にあたる商品の例】
・ビタミン剤
・カルシウム剤
・コンタクトレンズ用品
・うがい薬
・整腸剤

など

指定医薬部外品」とは、以前薬事法が改善される前まで「医薬品」に分類されていた商品です。

規制が緩和されたことに伴い、医薬部外品として販売されるようになり、僕たちせどらーでもAmazonで出品できるようになりました。

ビタミン剤などは単価も高く、スーパーなどでも手軽に仕入れやすいのでおすすめのジャンルです。

ポイント
サプリメントなど賞味・消費期限のあるものは、
使用できる期間が90日以上無いと出品ができないので注意しましょう!

 

防除用医薬部外品

防除用医薬部外品

【防除用医薬部外品の例】
・虫よけスプレー
・防鼠剤
・蚊取り線香

など

ねずみやハエなどの生物の駆除に使われるのが「防除用医薬部外品」です。

特に夏のシーズンは売り上げがアップが狙いやすいジャンルです。

単価が安いものが多いのでまとめ売りで利益を伸ばすのがおすすめです。

化粧品

化粧品

【化粧品の例】
・口紅
・チーク
・パウダー
・アイシャドウ
・アイライナー

など

化粧品」は一般的に女性がよく使用している口紅やチークなどが該当します。

特に女性の方は人気のブランドなども把握しやすいので、化粧品せどりもおすすめです。

【見ればスグわかる】Amazonで出品できる医薬部外品の見分け方を簡単解説!

Amazonで出品できる医薬部外品の見分け方

販売できる「医薬部外品」と販売できない「医薬品」の見分け方は、パッケージの表記を確認するだけで簡単に行えます。

【出品できない商品(医薬品)】

出品できない医薬品はパッケージに「医薬品」と記載があります

医薬品と書いてあるものは、僕たちせどらーが販売ができない商品なので、商品を仕入れるのは避けましょう。

ポイント
第1類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品など「医薬品」と記載があるのは全て出品NGです!

 

【出品できる商品(医薬部外品)】

僕たちせどらーが出品が可能な薬には、パッケージに「指定医薬部外品」と記載されています

先ほど紹介した販売できる薬に当たるので、この商品は仕入れて問題ありません。

齋藤もとき
IBCには指定医薬部外品や化粧品の仕入れが得意な塾生がたくさんいます!
ぜひIBCに入塾して仕入れのノウハウを学んでください!

 

【注目】出品可能な薬の中でも「出品できない出品禁止例」も確認する

出品可能な薬の中でも”出品できない出品禁止例”

ここまで「医薬部外品」は出品可能とお伝えしてきました。

しかし、出可能な医薬部外品の中にも出品禁止とAmazonが定めている販売例が多数あります。

販売禁止の一例は次の通りです。

海外で製造・販売される処方箋を必要とする医薬品
小分けにされた商品
使用期限が切れている商品
開封または使用済みの商品
「試供品」「小売販売不可」などのラベルが貼られている商品

これらの商品は、出品が禁止されています。

仕入れる前にセラーセントラルガイドラインを確認することでアカウント停止などのリスクを回避することができますので、確認しましょう。

リンク先アイコンセラーセントラルガイドラインはこちら >

ポイント
販売できる医薬部外品と合わせて出品禁止事例も覚えることで、トラブル防止につながります!

 

【番外編】メルカリやヤフオクに薬を卸売販売はできる?法律違反?

メルカリやヤフオクに薬を卸売販売はできる?”

Amazonでは「医薬品」が出品不可で、「医薬部外品」と「化粧品」に分類される商品が出品可能だとお伝えしました。

では、フリマアプリやオークションではどうなると思いますか?

正解は、「基本的にはAmazonと同じ販売ルール」です。

フリマアプリやオークションも「医薬品」が出品不可で、「医薬部外品」と「化粧品」に分類される商品が出品可能になります。

どちらも、誤って医薬品を出品してしまうと運営事務局より出品を削除されます。

また、医薬部外品や化粧品であっても、開封済みのものは出品できないので、注意が必要です。

ポイント
医薬品を個人が転売または卸売することは法律違反です。

薬機法第24条
薬局開設者又は医薬品の販売業の許可を受けた者でなければ、業として、医薬品を販売し、授与し、又は販売若しくは授与の目的で貯蔵し、若しくは陳列(配置することを含む。以下同じ。)してはならない。

Amazonやメルカリで誤って出品してしまった場合は出品が削除されるため、第三者に販売されることは起こりませんが、
他のサイト等で許可なく販売することは薬機法第24条に違反します

齋藤もとき
ドラッグストアやイオンせどりで「医薬品」が値引き販売されていたとしても安易に仕入れてはいけません。

仕入れてよい商品は「医薬部外品」「化粧品」をパッケージに記載がある商品だけです!

 

まとめ

この記事ではAmazonに出品できる薬について解説しました。

Amazonせどりで出品できる薬について改めてポイントをお伝えすると、薬はおもに以下の3種類のどれかに分けられます。

医薬品:病気の「治療」を目的とした薬
医薬部外品:「予防・衛生」を目的とした薬
化粧品:「清潔・美化・魅力を増すこと・健やかに保つこと」を目的とした製品

この中で、僕たちせどらーが出品可能な商品は「医薬部外品」「化粧品」になります。

また、販売可能な商品区分以外にも

開封済のもの
使用期限の過ぎたもの
海外から輸入・処方されたもの

これらは販売できないなどのルールもあるので、「これは出品できるかな?」と思ったものは、セラーセントラルガイドラインの確認を行いましょう。

また、出品禁止商品を出品するなど、Amazon規約を違反をすると、最悪アカウント停止されてしまう場合もあるので十分に注意しましょう。

ルールを守った上で、出品商品のジャンルを広げていってください。

今回の記事でわからない部分などがあれば、お気軽にLINEからご連絡をお願い致します。
ご連絡お待ちしております。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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齋藤 もとき
25歳で起業後、8年後に元請け会社の倒産により、残ったのは数千万円の借金だけ。 それから数か月後、ブログで『せどりビジネス』を知り1人でスタート。 紆余曲折しながらも、開始8ヶ月で月商2,000万円を超えるほどに成長。 他スクールで同じ生徒だった人達からコンサルティングを依頼され引き受けることになる。コンサルティング実績としては、専業なら月商1億2000万円、副業なら月商1億円、主婦の方で月収300万円、副業で月収100万円越え100名以上、副業で月収50万円越え200名以上など、圧倒的な結果を最短で叩き出す日本最大EC物販コンサルティング(IBC)を運営中。

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