ハードオフの特徴

リサイクルショップせどりの定番「ハードオフ」について、まずは店舗形態や仕入れのバリエーションなどを紹介します。

ハードオフの店舗形態

ハードオフは

・店舗仕入れ
・電脳仕入れ

どちらでも仕入れをすることができます。

店舗のなかでも直営店とフランチャイズ店の2種類の店舗形態があり、

2019年現在では
直営店として157店舗、
フランチャイズの466店舗、
合わせて623店舗を全国に展開しています。

また、電脳仕入れはネットモールという場所で行えます。

ネットモールはこちらから >

 

ハードオフの系列店

ハードオフグループでは、取り扱っている商品のカテゴリーによって8つのブランドに分かれています。

・ハードオフ…AV機器・楽器・パソコン
・モードオフ…メンズ・レディースの洋服中心
・オフハウス…ブランド＆アクセサリー、家電中心
・ガレージオフ…カー＆バイク中心
・ホビーオフ…おもちゃ、フィギュア中心
・リカーオフ…酒類中心
・ブックオフ…本中心

仕入れを行うときには店舗名で商品カテゴリーが判断出来るので、分かりやすいという特徴があります。

ブックオフとハードオフは一緒の系列店舗というイメージがありますが、値付けのマニュアルや置いてある商品も全て異なるので注意してください。

ハードオフ仕入れのメリット

リサイクルショップチェーンの中でも店舗数が比較的多い

ハードオフは、数あるリサイクルショップチェーンの中でも比較的多く、全国的に店舗が分布しています。

同じ地区に2店舗あることもしばしばで、一日に数店舗を回ることもできます。

現在地近くのハードオフを探すにはロケスマというアプリが便利です。

ジャンクコーナーがある

ハードオフの代名詞とも言えるジャンクコーナーがあるというところです。

ジャンク品仕入れのメリットは

・安く（55円～）仕入れができる
・ライバルが少ない
・少しの手間を加えれば利益額が増える

これらのメリットがあります。

ジャンク品コーナーは、普通の商品の半額以下で様々な商品が販売されていますので、仕入資金が少なくても稼ぐことができるのです。

中古リサイクルショップせどりはライバルが少ないく値崩れしにくい

ハードオフで仕入れた商品に限らず、中古品は取り扱っているライバルが少ないため、中古品は値崩れが起きにくく予定通りの利益を出しやすいというメリットが挙げられます。

ハードオフせどりのデメリット

中古品仕入れはコンディションの見極めが難しい

ハードオフでは中古品を主に仕入れていくため、せどりを始めた頃は商品のコンディションと価格を見極めるのが難しい傾向があります。

また、モノレートでもコンディション別の平均販売価格が書かれていないので、平均価格から推察して仕入れをしないといけません。

さらに、中古せどりを行う上では欠かせない検品や動作確認も手間がかかり、FBA納品までにかかるリードタイムが新品商品よりも長くなるのが中古せどりのデメリットの一つです。

大量仕入れが難しい

ハードオフはリサイクルショップのため1点モノが非常に多いです。

そのため、家電量販店や楽天仕入れのような大量仕入れ（いわゆる縦積み）をすることが難しい店舗になります。

ハードオフで仕入れるおススメの時期

決算月

ハードオフ仕入れのおススメ時期として、「ハードオフの決算月」が挙げられます。

ハードオフの決算期は3月に設定されているので、決算月が近くなると店舗側としても在庫処分品を片付けたいという動きから、店舗の商品価格が安くなる傾向があります。

2月～3月は一年で1番狙い目のせどりをしやすい時期です。

年末年始やゴールデンウイーク

年末年始は、各家庭で大掃除等が行われるため、家にある不要なモノや処分品をリサイクルショップに買い取って貰いたいと考える顧客が急増します。

Amazonでは、常に新品が売れる印象ですが、中古も同様に売れていきますので年末年始シーズンも非常に狙い目となっています。

また、ゴールデンウイークやお盆など長期の休み期間はセールをやっている店舗が多いので、上手く活用すれば更にお得に仕入れる事が出来ます。

 

ハードオフで狙い目の仕入れコーナーとジャンル

ハードオフはジャンルごとに細かくコーナー分けがされていますが、仕入れの際には各コーナーごとの特徴を掴む必要があります。

・家電
・ゲーム
・PC やPCサプライ
・楽器
・オーディオ
・プリンタやインク
・電気工具

また、コーナーやジャンルによって値付けや雰囲気が全く異なってきますので、自分の得意なコーナーを見つけて仕入れ効率を上げていきましょう。

家電

・レコーダー
・電球・蛍光灯

電球や蛍光灯は未使用のものがほとんどですので、利益が取れる可能性が高く要チェックです。

ゲーム

・箱がない本体・ソフト

PCやPCサプライ

・スマホ
・ブランクメディア
・プリンターインク

プリンターインクはほとんどが未開封品です。

箱にJANコードが記載されているので、見つけたら必ずリサーチしましょう。

楽器

・楽器の雑誌
・楽譜
・付属品

楽器本体よりもエフェクターなど付属品のほうが利益がとりやすい印象です。

各コーナーによって担当者も違い、値段のつけ方も人によって甘かったり厳しかったりします。

 

ハードオフの値札の見方

ハードオフでは大量の取り扱われているため、特にせどりを始めたばかりの初心者の方はどの値札を見るべきか特に悩む部分ではないかと思いますが、
ハードオフには仕入れやすい値札と仕入れにくい値札が存在しています。

以下ではそれぞれ画像付きで詳しく解説していますので、仕入れ時の参考にしてください。

リサーチ不要の「赤値札」

赤い値札が貼られている商品は仕入れがしにくい値札です。

通称赤札と呼ばれている値札で、この値札が貼られている商品は店員さんが細かく相場をチェックして値付けしている物がほとんどです。

完品の商品はマニュアルに沿ってキッチリした相場になっていますので、リサーチの必要はありません。

しかし、赤札に「未使用品」というシールや手書き記載があった場合は、必ずチェックするようにしましょう。

ジャンクコーナーの値札「緑」と「白」

商品の状態が書かれた緑色の値札と、一般的なシーラーで値段を貼ったような値札です。

この値札が貼られている商品に関しては全体的には赤札より仕入れやすくなっており、値付け担当の店員さんが独断でつけて販売している印象があります。

赤札と違って商品コンディションや付属品について、あまり細かく記載されていませんので、店員さんに確認して検品する必要が出てきます。

店舗側としても管理しきれていない印象の値札になりますので、これらの値札を見つけた際には是非リサーチしてみて下さい。

【ハードオフの値札の特徴をまとめると】
・未使用品や完品の場合は値段の統一が可能
・欠品があるとクレームの原因になるため安く販売されている

ハードオフでさらに利益額を上げる裏技

ハードオフなどオフ系列には専用のアプリがあり、系列店舗に来店するだけで貯めることができる来店型ポイント（通称エコポ）があります。

来店するだけですので何も購入しなくてもポイントが貯まり、
このポイントを500ポイント以上貯めると、1,500円以上のお買い物で使える500円分の割引券として利用が可能です。

1店舗チェックインにつき20ポイント貯まります！

エコポの貯め方

エコポを貯める方法はとても簡単で、ハードオフ公式アプリのダウンロードし、店舗でアプリを開いてチェックインするだけです。

 

まとめ

効率よくハードオフでせどりをしていくポイントは

・年末年始
・決算時期（2～3月）
・GWやお盆休み

これらの時期に

・ジャンク品
・白い値札

この値札の商品をリサーチしましょう。

ハードオフせどりを始めて間もない方は

「目利きや、商品知識が無いと仕入れられないのでは？」

「商品知識がないと沢山仕入れられない。」

と、思うかもしれませんが、商品知識は後から自然に付いてきます。

せどりの仕入れを加速していくためにはこういった特徴を把握しつつ、仕入れ店舗ごとの性質を理解していく事がとても重要です。

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